娘(息子)のホームステイ先に挨拶の手紙…は不要です! | 語学留学の準備・持ち物完全ガイド

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娘(息子)のホームステイ先に挨拶の手紙…は不要です!

このブログを始めてから、

「高校生の娘(息子)のホームステイ先に挨拶の手紙を
書きたいが、どうすればいいか。文例を教えてほしい」

というご質問を何度かいただきました。

私は、そのような手紙は必要ないので
書かなくていいですよ、とお伝えしています。

書かれる方のために、一応、こちらの記事に例文を載せていますが、
必要ないと思う理由を書かせていただくので、

できれば最後までお読みください。

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手紙は本人からのみでOK


ホストファミリーに留学前に手紙を出すのは
本人だけでOKだと思います。

英語力がどの程度か知っておいていただく意味もあるので
お子さんの英語力で書ける限りの手紙を書けば十分です。

※私が出した手紙はこちら(ご参考程度に)
→「ホームステイ先に出したあいさつの手紙(文例)」)

親からの手紙が混乱を生む


親からホストファミリーに送る手紙としては
こんな内容をお考えではないかと思います。

(1)「娘(息子)を滞在させてくださり、ありがとうございます」
(2)「娘(息子)はホームステイをとても楽しみにしています」
(3)「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」
(4)「何か問題があればお知らせください」


この4つのうち、(1)(2)はともかくとして
(3)(4)の内容の手紙が届いたら、ホストファミリーは

「その子を受け入れて大丈夫なのか?」と
すごく不安になり、混乱すると思います。

ホストファミリーは保護者ではありません


ホームステイ先では、未成年でも、
十分な判断力を持った個人として扱われます。

お子さんのしつけは、ホストマザー(ホストファザー)の
仕事ではありません。

ホストファミリーは、宿泊先を提供してくれるだけで
保護者ではないのです。

謙遜は通じません


また、一般に欧米人に(3)のような謙遜は通じません。

(3)のように「ご迷惑をおかけするかも」と書いてあったら

「じゃあ、迷惑をかけないように教育してから来させてほしい」
「とんでもない非常識な子が来るのではないか?」

とホストファミリーは思うでしょう。

問題があれば語学学校が対応


(4)のリクエストも、おそらくホストファミリーにとっては
意味不明だと思います。

問題があったら、ホストファミリーはまず本人に
注意するでしょうし

それでも直らなければ、語学学校にクレームして
その子に家を出てもらう交渉をするだけです。

滞在中の手紙ならいいかも


そういうわけで、私は親からの手紙は不要だと思っています。

どうしても出したいということであれば、(1)(2)程度の内容の
簡単な手紙をお子さんの手紙に同封して送ることをおすすめします。

そして、滞在中、何かお世話になった話をお子さんから聞いたら
そのことについてお礼を書かれるのがいいのではないでしょうか。

それでも手紙を出される方へ


そういうわけで、私は親からの手紙はいらないと思うのですが
「どうしても出したい」と言われたことがあり

文例を作りました。(下手な英語ですが、ご了承ください。)

ホームステイ先に親からあいさつの手紙(例文)

また、ホームステイ中の心構えについては、以下の記事もぜひどうぞ。

どんな家がホームステイ先?
ホームステイ先には期待しない
こんなホームステイはクレームしていい

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2013.05.31 Friday|comments(0)trackbacks(0)|-|-
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